インフルエンザの恐ろしさを痛感した話②
お待たせしました。
お待たせしすぎたということはないかもしれません。
こんにちは。
インフルエンザで眠れない恐ろしさを味わっていた私ですが、実は影でもう一つの苦しみに襲われていました。
それは始めガムを食べた時に起こりました。
いずれ話す時が来るかもしれませんが、私は3年ほど前にガム中毒となり、基本的にガムを噛んでいないと落ち着かなくなりました(今も噛んでいます)。
そして噛んでいるのは常にクロレッツオリジナルミント。
キシリトールガムやらリカルデントやら色々と噛んできましたがやはりCMでも主張している通りこれが一番味長持ちです。
脱線しましたが、つまり、年単位で同じものを食べ続けているため、不味いとか飽きるだとか今更そういうことは無いはずなのです。しかし、
甘い。やけに甘い。不味い。
口いっぱいに広がる甘さ。まるで人工甘味料のペーストを塗り広げているような(それはそれで正しいのだがレベルが違う)。
今まで感じたことのない衝撃を受けました。
例えるならば
結婚して10年経ち、夫婦互いに落ち着いてきただろうと思っていたところで妻が急にお洒落をするようになったかのような。
相手が悪いのか、はたまた自分が悪かったのか、誰もが不安に思うでしょう(いない歴=年齢)。
しかしその時は、直近に甘くないヨーグルトを食べたから甘さが助長されたのだろうと思っていました。
次はカップ麺を食べた時に起こりました。
食べたものはどん兵衛の肉うどん。Amazonでカップ麺と調べたら一番上に出てきたので買ったもので今まで食べたことはなかったのですが……
甘い。甘すぎる。不味い。
自分史至上これほど不味いカップ麺があっただろうか……。Amazonのレビューは何故これほどまで良いのだ?みんなサクラか?
ただただ甘い。
砂糖汁に麺が浮いているだけの料理と言えば不味さが伝わるでしょうか……
これを箱買いしたという事実にショックを隠しきれませんでした………。
ここまで来るとどん兵衛肉うどんへの風評被害も甚だしいのでここで言いますが(もう気づいているかとも思いますが)、この時明らかに味覚に異常をきたしていました。
甘さ以外の味覚が消え、そして甘さを何倍にも感じるようになっていたのです。
その後もコーラを飲んだり、カレーを食べたりしましたが
飲み慣れているはずのコーラは濃縮されたシロップ、
私の自炊生活最大の友と言っても過言では無いカレーに至ってはもうひたすら甘い泥です(一応中辛)。
今までもインフルエンザに罹ったことがあるのですが、こんな症状は初めてだったので食べ物側の問題だと思っていたのですが、
調べてみたところ、これ関連の記事が見つかったので無いこともないようです。
(https://biyou-55.com/post-838)
しばらく私は食を楽しめないんだろうと絶望しました。
が、あっさり終息へと向かっていきました。
インフルエンザの診断が出てから2日目の15時過ぎまで39℃を超えていた熱が徐々に下がっていき、
薬を飲んでジョジョリオンを読んでから爆速で眠りにつくと起きた時には35.9℃(下がりすぎともいう)。
身体は怠いものの、熱は上がることなく平熱をキープ(12時現在)。
そして例のどん兵衛肉うどんを朝ご飯に食べたのですが、
うん、普通に美味しい。
甘過ぎない。普通に美味しい。
いや〜最初に食べた時が嘘のよう、カップ麺ってこういうもんですよねってレベルには美味しい。
まぁしかし特筆することはないです。
凄まじく裏切られた気分になったガムも元の味です。
お洒落をしていた妻、実はまた昔のような初々しい付き合いを求めていただけだったんですね(いない歴=年齢)。
滝のような汗をかきながら寝ても覚めても39℃を保ち続けていたときはもう一生このままなんじゃないかと不安に襲われましたが、おそらく峠は超えたのでしょう。
苦しさをバネに最後まで卒論粘ろうと思います。